【2025年最新版】AppleシリコンMacでWindowsを動かす!VMware FusionとParallels Desktop徹底比較

目次
- AppleシリコンMacでWindowsを動かす方法
- VMware FusionとParallels Desktop
- VMware Fusion Pro 25H2のインストール方法
- Parallels Desktop 26のインストール方法
- Windows 11 ARM版のインストール詳細
- VMware FusionとParallels Desktopの比較表
- どちらを選ぶべきか?
- Windows 11 ARM版の制約について
1. AppleシリコンMacでWindowsを動かす方法

従来のIntel製CPUを搭載したMacでは、Boot Campを利用してMac上にWindowsをネイティブ動作させることができました。しかし、AppleシリコンMac(M1/M2/M3/M4チップ搭載機)では、ARMアーキテクチャの違いによりBoot Campが利用できないため、仮想化ソフトを利用する必要があります。
仮想化ソフトとは、MacのOS上に仮想的なWindows環境を構築し、その中でWindowsを動作させるソフトウェアのことです。これにより、Windows専用のアプリやゲームをMac上で利用できるようになります。
⚠️ 重要な注意点
AppleシリコンMacで動作するのはWindows 11 ARM版となります。これは従来のIntel版Windowsとは異なり、一部のアプリケーションやゲームに互換性の制約がありますので、ご注意ください。
2. VMware FusionとParallels Desktop

Mac向けの仮想化ソフトには、無料のものから市販ソフトまで複数存在しますが、ここでは代表的なVMware FusionとParallels Desktopについて解説します。
VMware Fusion
VMware Fusionは、Broadcom(旧VMware社)が提供する仮想化ソフトです。元々は有料ソフトでしたが、2024年5月に個人利用目的での無償化が発表され、2024年11月には商用利用も含めて全てのユーザーへの完全無償化が発表されました。
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📌 最新バージョン: VMware Fusion Pro 25H2(2025年10月14日リリース)
高機能なPro版が無料で利用可能になった点が大きな魅力です。AppleシリコンMac上のWindows 11 ARMにおいてDirectX 11に対応しており、一部のWindowsゲームも動作します。
Parallels Desktop
Parallels Desktopは、Alludo(旧Parallels社)が提供する仮想化ソフトです。AppleシリコンMacへのWindows 11インストール方法として、Microsoftが公式に承認している唯一の仮想化ソフトです。
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📌 最新バージョン: Parallels Desktop 26 for Mac(2025年8月リリース)
macOSとの連携機能が充実しており、WindowsアプリをあたかもMacのアプリのように利用できるCoherenceモードや、MacとWindows間でのファイル共有が簡単に行える点が特徴です。最新のmacOS Tahoe 26やWindows 11 25H2に完全対応しています。
3. VMware Fusion Pro 25H2のインストール方法

ステップ1: Broadcomアカウントの作成
VMware Fusionをダウンロードするには、Broadcomのアカウントが必要です。
-
Broadcom Support Portal(https://support.broadcom.com/)にアクセス
- 右上の「Register」をクリック
- メールアドレス、名前、国などの基本情報を入力
- メールで送られてくる認証リンクをクリックして、アカウントを有効化
✅ ポイント:アカウントの作成・維持に費用はかかりません。
ステップ2: VMware Fusionのダウンロード
- Broadcom Support Portalにログイン
- 検索ボックスに「VMware Fusion」と入力して検索
- 「VMware Fusion Pro 25H2」を選択
-
AppleシリコンMac用のインストーラーをダウンロード

ステップ3: VMware Fusionのインストール
- ダウンロードしたDMGファイルをダブルクリック
- インストーラーを起動し、画面の指示に従って進める
- ライセンスの選択画面で「個人使用のライセンス(無料)」を選択
-
ライセンスキーは不要なので、そのまま「続ける」をクリック
ステップ4: アクセシビリティの許可
- macOSの「システム設定」を開く
- 「プライバシーとセキュリティ」→「アクセシビリティ」を選択
- 「VMware Fusion」にチェックを入れる
- 管理者パスワードを入力して許可
4. Parallels Desktop 26のインストール方法

ステップ1: Parallels Desktopの入手
-
Parallels Desktop公式サイト(https://www.parallels.com/jp/)にアクセス(またはAmazon等で購入)
- 用途に応じて以下から選択:
-
Standard Edition:個人向け(永続ライセンス 約14,000円〜、年間サブスクリプション)
-
Pro Edition:ビジネスユーザー向け(年間 約12,900円〜)
-
Business Edition:企業向け
ステップ2: Parallels Desktopのインストール
- ダウンロードしたDMGファイルをダブルクリック
- 「Parallels Desktopをインストール」をダブルクリック
- 画面の指示に従ってインストール
- インストール完了後、ライセンスキーを入力
ステップ3: Windows 11のインストール
Parallels Desktop 26の最大の魅力は、Windows 11のインストールが自動化されていることです。
- Parallels Desktopを起動
- 「Windows 11を入手」をクリック
- Parallels Desktopが自動的にWindows 11 ARM版をダウンロード
- 初期セットアップもほぼ自動で完了
5. Windows 11 ARM版のインストール詳細
📋 インストールフローチャート
[1] 仮想化ソフトを起動
[2] 「MicrosoftからWindowsを取得」を選択
[3] Windows 11 ARM版を自動ダウンロード
[4] 仮想マシンの設定
- 名前の設定
- メモリ割り当て(推奨:8GB以上)
- ストレージ割り当て(推奨:64GB以上)
[5] Windows 11セットアップ
- 言語・地域の選択
- Microsoftアカウントでサインイン
- プライバシー設定
[6] VMware Tools / Parallels Toolsのインストール
仮想マシン設定の推奨値
| 項目 |
最小要件 |
推奨 |
快適に使用 |
| メモリ |
4GB |
8GB |
16GB以上 |
| ストレージ |
40GB |
64GB |
128GB以上 |
| プロセッサコア |
2コア |
4コア |
6コア以上 |
VMware Tools/Parallels Toolsのインストール
Windows 11のインストール後、必ず統合ツールをインストールしましょう。これにより、解像度の自動調整、コピペ、ドラッグ&ドロップなどが可能になります。
-
VMware Toolsの場合: メニューバー「仮想マシン」→「VMware Toolsのインストール」
-
Parallels Toolsの場合: 通常は自動インストール。手動なら「アクション」→「Parallels Toolsのインストール」
6. VMware FusionとParallels Desktopの比較表
基本仕様比較
| 項目 |
VMware Fusion Pro 25H2 |
Parallels Desktop 26 |
| 最新バージョン |
25H2(2025年10月) |
26(2025年8月) |
| 価格 |
🆓 完全無料 |
💰 有料(約14,000円〜) |
| 商用利用 |
✅ 無料で可能 |
✅ 可能(有料) |
| Microsoft公式承認 |
❌ なし |
✅ 唯一の公式承認 |
| インストールの難易度 |
⭐⭐⭐☆☆ 普通 |
⭐⭐⭐⭐⭐ 最も簡単 |
| Broadcomアカウント |
✅ 必要 |
❌ 不要 |
機能比較
| 機能 |
VMware Fusion Pro 25H2 |
Parallels Desktop 26 |
| DirectX対応 |
DirectX 11 |
DirectX 11.1 |
| macOS統合 |
基本的な統合 |
Coherenceモード |
| ファイル共有 |
✅ 可能 |
✅ より簡単 |
| 最新OS対応 |
✅ macOS Sequoia 15 |
✅ macOS Tahoe 26 |
| Windows 11対応 |
✅ ARM版 |
✅ ARM版(25H2) |
Parallels Desktop独自機能:Coherenceモード
CoherenceモードではWindowsのデスクトップが表示されず、WindowsアプリがMacのアプリのように動作します。
⚠️ 重要な注意事項
* AppleシリコンMacで動作するのはWindows 11 ARM版のみです
* 両ソフトともDirectX 12を必要とする最新のゲームには非対応です
* ARM版Windowsは多くのx86/x64アプリをエミュレーションで動作可能
* Windowsのライセンス(プロダクトキー)は別途必要
7. どちらを選ぶべきか?あなたに最適な選択

VMware Fusion Pro 25H2がおすすめのユーザー
- 💰 無料でWindows環境を試したい(ソフト自体は完全無料)
- 💼 商用利用を考えている
- 🎮 基本的なWindows環境があれば十分
- 🔧 カスタマイズ性を重視
Parallels Desktop 26がおすすめのユーザー
- 🔰 初心者でも簡単に使いたい
- 🤝 macOSとの連携を重視(Coherenceモードなど)
- 🏢 Microsoft公式サポートを受けたい
- ⚡ 最高のパフォーマンスを求める
🎯 選択フローチャート
- 予算はありますか?
- YES → 次へ
- NO → 【VMware Fusion】
- 初心者ですか?
- YES → 【Parallels Desktop】 (macOSとの連携が重要なら特に推奨)
- NO → 次へ
- Microsoft公式サポートが必要ですか?
- YES → 【Parallels Desktop】
- NO → どちらでも可
8. Windows 11 ARM版の制約について理解しておこう
対応状況一覧表
| アプリケーションタイプ |
対応状況 |
パフォーマンス |
| ARM版ネイティブアプリ |
✅ 完全対応 |
⭐⭐⭐⭐⭐ 最高 |
| 32bit(x86)アプリ |
✅ エミュレーション動作 |
⭐⭐⭐⭐☆ 良好 |
| 64bit(x64)アプリ |
✅ エミュレーション動作 |
⭐⭐⭐☆☆ 普通 |
| DirectX 11ゲーム |
✅ 一部動作 |
⭐⭐⭐☆☆ 普通 |
| DirectX 12ゲーム |
❌ ほぼ非対応 |
⭐☆☆☆☆ 困難 |
| 特殊ドライバー使用アプリ |
❌ 多くが非対応 |
❌ 動作しない |
-
✅ 対応しているもの: DirectX 9/10/11、OpenGL 3.3まで、2D描画、軽量3Dアプリ
-
❌ 対応していないもの: DirectX 12必須ゲーム、最新AAAタイトル、VR/AR、特殊USBデバイス
まとめ
VMware Fusion Pro 25H2は、完全無料で商用利用も可能な点が最大の強みです。コストを抑えたい方や、基本的な利用には最適です。
Parallels Desktop 26は、簡単なインストール、強力なmacOS連携、Microsoft公式承認という安心感があります。初心者の方や、業務でバリバリ使いたい方におすすめです。
💡 賢い選択肢
まずは無料のVMware Fusionを試してみて、必要に応じてParallels Desktopを検討するのがおすすめです。
🚨 重要:Windowsライセンスについて
どちらの仮想化ソフトを使用する場合でも、Windows 11のライセンス(プロダクトキー)は別途購入が必要です。