Macアプリがフリーズしたら？知っておくと安心な強制終了の方法まとめ

Macアプリがフリーズした時の解決策！強制終了の方法

Macのアプリが応答しなくなった時、いくつかの方法で強制終了することができます。まずは、基本的な操作から見ていきましょう。

Dockアイコンから強制終了！一番手軽な方法

アプリがフリーズしてしまった時、まず試してみてほしいのがDockアイコンを使った方法です。

1. Dock上の対象アプリのアイコンをControlキーを押しながらクリックします。（または右クリック）
2. 表示されるメニューから「強制終了」を選択します。

たったこれだけ！多くの場合、これでアプリは終了します。

究極の選択肢！アクティビティモニタでアプリを管理する方法

Dockからの強制終了がうまくいかない場合や、どのアプリがフリーズしているのか特定しにくい場合は、「アクティビティモニタ」というMacの強力なツールを使います。

1. Finderを開き、「アプリケーション」フォルダから「ユーティリティ」フォルダへ進みます。
2. その中にある「アクティビティモニタ」をダブルクリックして起動します。
3. アクティビティモニタのウィンドウで、終了させたいアプリを探します。フリーズしているアプリは「応答なし」と表示されることがあります。
4. 対象のアプリを選択し、ウィンドウ左上にある「X」ボタン（プロセスを終了）をクリックします。
5. 確認ダイアログが表示されるので、「強制終了」を選択します。

困った時の切り札！コマンドを使った強制終了

Macには、キーボードショートカットやコマンドラインを使った強制終了方法もあります。これらは、マウス操作が難しい状況でもアプリを終了できるため、知っておくと非常に便利です。

覚えておくと損はない！強制終了のショートカット

Macユーザーなら絶対に覚えておきたいのが、このショートカットキーです。

Option (⌥) + Command (⌘) + Esc

このショートカットを押すと、「アプリケーションの強制終了」ウィンドウが表示されます。終了させたいアプリを選択し、「強制終了」ボタンをクリックしてください。

ターミナルからアプリを強制終了するコマンド

上級者向けの方法ですが、ターミナルからコマンドを使ってアプリを強制終了することも可能です。

# アプリ名で一括終了
killall Safari

# プロセスID(PID)を調べて終了
ps aux | grep "Google Chrome"
kill -9 [表示されたPID]

知ってる？ウインドウを閉じるとアプリ終了の違い

Macを使い始めたばかりだと、「ウィンドウを閉じる」と「アプリを終了する」の違いが分かりにくいかもしれません。実はこれらには明確な違いがあります。

• ウィンドウを閉じる (🔴)：開いている書類などを閉じる操作です。アプリ自体は起動したままです。
• アプリを終了する (⌘ + Q)：アプリのすべてのプロセスを完全に終了させる操作です。

アプリがフリーズした際は、ただウィンドウを閉じても問題が解決しないのはこのためです。

強制終了ができない！そんな時の最終手段

ご紹介した方法を試してもアプリが強制終了できない、またはMac全体が完全にフリーズしてしまった、という最悪のケースも稀に起こります。そんな時は、以下の最終手段を試してみてください。ただし、作業中のデータが保存されない可能性があるため、本当に最後の手段として使用してください。

強制シャットダウン

Mac全体が全く反応しない場合は、電源ボタンを長押しします。画面が真っ暗になり、Macの電源が切れるまで押し続けてください。

強制再起動

強制シャットダウンと同様に、Mac全体がフリーズしてしまった時に有効です。Control + Command (⌘) + 電源ボタンを、Macが再起動するまで押し続けます。

まとめ：Macトラブルをスマートに解決！

今回の記事では、Macアプリがフリーズした際の対処法として、様々な強制終了の方法をご紹介しました。以下の表に要点をまとめます。

これらの方法を覚えておけば、いざという時に焦ることなく、Macをスムーズに使い続けることができます。Macでの作業が、もっともっと快適になりますように！